浸潤性膀胱ガンの治療法

膀胱ガンの形態で末期膀胱ガンとされるのは、浸潤性膀胱ガンという形態です。

これは膀胱内から外部への臓器に対し、浸潤しやすくなっていて、転移もしやすい病巣と化してしまった状態です。

別名アワビ型とも呼ばれている形態です。

この形態の膀胱ガンの治療法ですが、一般的に行われるのが開腹しての手術となっているようです。

標準的には膀胱全摘出ということのようです。

その際、男女により、適出する臓器が異なってきます。

男性の場合は膀胱、前立腺、直腸、ガンの進行度のよっては尿道の一部も切除されます。

女性の場合は膀胱、尿道、子宮、卵巣、膣の一部まで切除することもあります。

切除の他に骨盤リンパ節も摘出し、治療とともに、小さなリンパ節の転移がないか診断も行います。

術後は2~3週間ほどで摘出した臓器の病理検査結果が出て、その結果によってはさらに治療法を加えなくてはいけない場合があります。


手術で膀胱を摘出すると、簡単に排尿が出来ないわけになるわけですから、その後の生活が変わってしまいます。

それを考えて、最近では全摘出手術のほかに膀胱温存療法ということを行っています。

それは抗がん剤と放射線治療の組み合わせで行う治療法です。

しかし、この治療法は、先に書いた膀胱ガン治療法と比べると、治療時間が長く、抗がん剤、放射線の副作用の可能性があるということです。


浸潤性の膀胱ガンは摘出すれば終わる、病巣が小さくなったから終わるというわけにはいきません。

一番怖いのが、やはり、再発や転移とされています。それを監視する意味でも、定期的に検診を行われなければなりません。