膀胱ガンの化学療法とは

膀胱ガンの治療法には手術と併用して化学療法というものがあります。

どんなものなのでしょうか?

化学療法とは、浸潤性の膀胱ガン、進行したガンに対して行われる療法です。

膀胱を全摘出した後に補助療法として抗がん剤を投与することをいいます。

一般的にはM-VAC療法といわれるものが多く、それはシスプラチン(他のガンでも使用される薬剤のひとつ)という薬剤を中心とし、4種類の薬剤(メトトレキセート, ビンブラスチン, ドキソルビシン, シスプラチン)を組み合わせて使用されます。

化学療法はとても効果的な治療法のひとつなのですが、反面、副作用というものがあります。

そのため、化学療法を行う場合は、入院での治療ということになります。


またこの化学療法は手術後だけでなく、手術前にも行われる場合があります。

これは膀胱ガンがかなり進行している場合です。

無数に広がった病巣や、小さな病巣へアタックし、それ以上広がらないように行います。

それによって、手術も困難とされる末期の膀胱ガンでも、手術が可能となる場合があります。


化学という名前がつくだけで一般的には抵抗があるとされながらも、実際の現場においては、有効性のある治療法であり、医師と患者やその家族との判断で行われる治療です。

病院側も、患者の希望や全身状態などを考慮して、その患者さんに考えうる最もよい治療ができるよう努力しているのです。

膀胱ガンを完治するためにも、再発、転移を防ぐためにも有効な化学療法です。

他にも日々、有効性の高い化学療法の開発に取り組んでいて、近年、新しい化学療法が確立されることでしょう。